どうも、アニメ大好きブロガーhasuke(@hasuke_hobby)です。
2019秋アニメも終わりましたね。
今回は総括として自分が最後まで鑑賞した22作品の感想・評価を記事にしました。
あくまでも個人的な感想と評価になっています。低評価の作品には厳しめの事も書いていますので、好きな人はすみません。
かなり長いので良かったら目次を使ってくださいね。
今までの感想・評価まとめはこちらに→アニメ感想評価まとめ
ちなみに完全にネタバレ全開で書いてますのでご了承ください。
2020秋アニメ、途中で切ったアニメ
<切ったアニメ>
・アズールレーン
・戦×恋
・神田川JET GIRLS
・ライフル・イズ・ビューティフル
今回は切ったのは少な目。
ライフル以外はエロ多めの作品かな。毎回お色気ラブコメは切る傾向にあるかも。別に嫌いという訳じゃないけど数が多すぎて飽和状態なんですよね・・・
ライフルは序盤があまりに盛り上がらなくて切ったけど、大会になってからは評判が良かったので、いずれ観るかもしれません。
ちなみにここに載っていないアニメで下の評価アニメにも無い作品は、最初から観ていない作品ですのであしからず。
『ヴィンランドサガ』『僕のヒーローアカデミア(第4期)』は今回のクール中には観れなかったので、時間ある時に観ていく予定です(観終わったらこの記事に追加していきます)
<2019秋アニメ>感想&評価
※並びは点数の高い順
Dr.STONE(ドクター・ストーン)
引用:アニメ『Dr.STONE』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:95点/100点
神回の連続に感動の嵐が止まらず!
いや~素晴らしいアニメでしたね。どれだけ神回があるんだと驚きのツッコミをしちゃいましたよ。
様々な魅力があった作品だけど、まずメインとして過程をしっかりと描いているところが好きだった。
科学を使って文明の利器を開発していく部分もそうだし、人間関係に関しても金狼や銀狼、マグマといったサブキャラともゆっくり関係性を深めていく、そういった物語の過程を描く丁寧さが良かった。
まるでシミュレーションゲームのように徐々に村が発展していくのが面白かったなぁ。
驚きだったのは過去の百夜編。短い話なのにキャラが立っていて単体でも面白い話。更に、「なぜ石化後の世界に人がいるのか」等の伏線も回収する良エピでしたね。
作画等のクオリティも良く、演出も巧み。最終回の歌のシーンは感動しすぎて鳥肌立った。まさに人間賛歌だね。
2期も決定しました!円盤売上はイマイチだったけど海外人気の強さが効いたかな?
BEASTARS
引用:アニメ『BEASTARS』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:94点/100点
オリジナリティの塊!心を揺さぶってくるストーリーに感服
動物が擬人化した世界というだけで個性抜群なんですが、そこで起こる食殺事件や種族間のカースト、更にラブコメと要素が大渋滞。
しかし、それらが上手く交通整理されて素敵な物語になっていました。この絶妙な手腕を持つ作者さんは天才のそれだよなぁ。
色々と猟奇的な部分もあったけど、根幹は「純愛」。肉食のレゴシと草食のハル、あり得ない二人の恋が本能と恋愛で揺れる様が面白かった。
そしてやっと恋が始まったところで1期が終わっちゃったのは辛い(泣)。ルイ先輩とかどうなったんだ、多分生きてそうだけど(笑)。
CGを上手く活用した作画関係は優秀。音楽もBGM・挿入歌と作品に合った素晴らしい曲が揃っており、何よりあのOPが凄すぎる。
あそこで人形劇を持ってくるセンスは素晴らしい!近年稀に見る神OPだったと思います。
この作品も2期決定!これも海外人気が高い作品だったし、動画配信が強かったと予測。
バビロン
引用:アニメ『バビロン』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:90点/100点
完全に一線を越えてしまったアニメ
ここまで猟奇的かつ驚愕の展開を繰り広げるアニメは久々。
演技派の声優でキャストを固めているので人間ドラマも楽しめる。アニメというより映画を観ている気分が近いかも。
瀬黒のシーンはきつかったなぁ。キャラに感情移入させてから殺すのはあかんて・・・
自殺の是非を問うテーマ性は面白いけど、曲世愛が言葉だけで人を殺せてしまうので、その辺のテーマがぼやけちゃった感じはあるかなぁ。
作画・音楽共に悪くなし。声優の豪華さが生きていたと思いますね。特に曲世役の雪野さんはヤバい。
2クール目と言うのか分からないけど、冬クールの9話からも恐々としながらも観てしまうのは間違い無し。
慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~
引用:アニメ『慎重勇者』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:88点/100点
終盤まさかのフルスロットル!作風を反転させる構成はお見事!
今期のダークホース!まさかの展開に泣けましたよ(涙)。
最初は慎重すぎる勇者のコメディと思って気楽に観てました。これはこれで面白かったけどね。
ところが終盤に一気に雰囲気が変わり・・・重苦しいシリアスな作風になってからはどうなるんだとドキドキの連続。
今までギャグだった慎重すぎる性格が実は過去の失敗ゆえで、その時に失った妻の転生体がリスタだったという重すぎる設定はさすがに想像つかない。
ギャグからシリアスへの転化がこれほどまでに上手い作品は稀有だと思う。今思えば伏線張りまくってたなぁ。
作者さんの物語構成の上手さが光っていました。
ただ二回落として総集編を挟んだのは頂けない。制作現場が大変なのは分かりますが、決められたスケジュールは守らないと。現場と言うより製作委員会も含めた全体の責任ですよね。
2期は未定。原作はまだ続いているようなので2期が観たいような…綺麗に完結したからここで終わっても良いような気分でもある。
ハイスコアガール II
引用:アニメ『ハイスコアガール II』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:88点/100点
ゲーム×恋愛の新感覚ラブコメがついに完結!
最後のゲームキャラ達が助けてくれる演出はベタながら感涙。その後の大野さんとハルオの涙でこっちまで泣く。
小学校時代から見守ってたから積み重ねが強いんだよなぁ(泣)。
そして、あえなく負けヒロインになった日高も良かった。キャラでは一番好きだったかもしれない。人間臭さが一番感じられたんですよね。
ただ恋愛模様では空回りばかりだったのが悲しいところ。そもそもハルオの眼中には大野さんしかいなかった。
その辺をもうちょいフォローしてほしかったのが本音。最後も日高は自己完結だったし。ハルオにはもう少し漢気を見せてほしかったかな。
大野姉やじいや、ハルオ母などサブキャラが良い味を出してた作品でしたね。
作画関係も問題なし。音楽は相変わらず良かった。特にOPは独特で好き。
完結したので2期は無いですが、日高ちゃんのその後を描くスピンオフが始まったとか・・・見たいような見たくないような(笑)。
Fate/Grand Order 絶対魔獣戦線バビロニア
引用:アニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:85点/100点
作画だけなら文句なしの秋クールNO.1!
基本的にひたすらバトルなストーリーで単調だけど、そのバトルが超格好良いんで単調さが良い方に作用していた。
特筆すべきは5話のギルガメッシュvsエルキドゥ、8話のレオニダス・牛若丸vsゴルゴーン。
この二つのバトルは作画も限界突破してた激熱のバトル!でもどちらも主人公組は・・・(笑)。
原作ゲームは全然知らないので設定など分からない部分もあるけど、そこまで気にせずとも楽しめる作りになっていたと思う。
主人公ペアが周りに圧倒されてるので、冬の2クール目からは頑張れ!特にマシュは好きなんで(笑)。
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません
引用:アニメ『本好きの下剋上』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:82点/100点
本作りのみならず人の絆も描く、他と一味違う異世界転生作品
最初始まった時は作画も酷いし、ストーリーも見所無さ過ぎて大丈夫かな?と感じてたけど、尻上がりに面白くなる作品でした。
ストーリーの進みはゆっくりな反面、家族との絆を深めたり、マインの苦悩するエピソードが惜しみなく描かれていたので物語としては深みが出るんですよね。
マインが死に至る病を患っている厳しい状況でハードモード。自分が真のマインじゃない事にも苦悩していたり、他の異世界主人公とは一線を画す主人公なのも良かった。
何事も簡単にはいかず、商人の元で働きながら着々と本作りの道を歩むマインの姿は現実的で面白い。
深夜アニメというより今は無き世界名作劇場に似た雰囲気だし、ぜひ夕方ぐらいに放送して子供層にも観てほしい作品だったなぁ。
作画はキャラデザがちょっと子供向けに寄せすぎてた感じ。音楽はかなり好みで、特にOPの曲は世界名作劇場感が強くて最高です(笑)。
2期は決定(2020春)しており、物語は更なる広がりを見せていきそうです。
ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld
引用:アニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:76点/100点
派手なバトルが面白い!主人公は実質アリスか
初っ端からキリトが廃人状態で最後までその状態。主人公は実質アリスでしたね。
1期で描かれなかった整合騎士の出番が盛りだくさん。ダークテリトリーとのバトルは白熱…でしたがあまり知らないキャラ同士と思うと何とも言えない部分もあり(笑)。
バトルはターン制だったり粗は多かったけど、ド派手な演出と作画で誤魔化した感じ。まぁSAOはそれで良いか(笑)。
終盤にはアスナも参戦。アリスとの正妻戦争は見ごたえあり。
作画・音楽関係は安定。過去のメインキャラ参戦で声優が超豪華になってきた(笑)。
何か普通に終わったけど分割2クールは4月から放送。そこまで期間あくならもうちょい終わり方工夫して欲しいな。
2クール目ではキリトの復活が待たれる。やっぱキリトさんの活躍が見たいんだ!
炎炎ノ消防隊
引用:アニメ『炎炎ノ消防隊』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:74点/100点
作画は一級品、バトルは終始カッコ良かった
2クールで紡いできた物語も一旦閉幕。
王道から少しズレたキャラ、シリアスにも入り込むコメディ、中2心をくすぐるカッコ良いバトル、と大久保先生の持ち味満載な作品でした。
ただストーリーは特殊消防隊同士の内紛ばかりでイマイチな部分もあった。どれだけスパイに入り込まれてるんだよと(笑)。上層部が無能すぎる…
『プロメア』問題や放火事件の影響で色々と大変だった作品だけど、作画など終始安定していたと思う。良い制作会社だよね。
この作品も2期決定(2020夏)!これも円盤売上は爆死するも海外で人気パターン。
私、能力は平均値でって言ったよね!
引用:アニメ『私、能力は平均値でって言ったよね!』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:73点/100点
ゆる~い日常作品と異世界作品の見事なコラボレーション!
異世界ファンタジーの世界観での日常系アニメが意外にハマった。OPの中毒性もヤバい(笑)。
パロ多めなギャグはそこまで笑えるわけじゃないけど、明るい雰囲気作りになっていたのでアリかな。そもそもそこまで笑いを求める作品じゃないし(笑)。
ただ、途中にあった無駄に重いシリアス展開はイマイチ。今までの作風が台無し。上手く伏線を張っていたり、エピソードの完成度が高ければ『慎重勇者』みたいに評価に値するんだけど・・・
おそらくは原作がもうちょっとシリアス寄りなのかな?アニメはギャグと日常に寄せているのでそこで違和感が出てしまった気がします。
それを除けば普通に良い作品でした。本好きと同じく異世界作品の新ジャンルとして楽しめた。
作画は終盤きつめだったけど、落とさなかったのは評価したい。
2期は未定。円盤売上が爆死してるので無理そう・・・
ぼくたちは勉強ができない!(第2期)
引用:アニメ『ぼくたちは勉強ができない!』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:72点/100点
まさかの原作より先に完結してしまったラブコメ
予想通り2期は1期に比べて、先生と先輩という個性の強いヒロインが増えた事で一気に面白くなった。
文化祭の様なヒロインが入り乱れるドタバタ感こそ『ぼく勉』の真骨頂だと思う。
お色気多めの展開や主人公の成幸が無個性なところはあまり好きじゃないけど、明るく楽しいドタバタ感と魅力あるヒロインは『ぼく勉』の面白いところ。
ストーリーとしては文乃が一抜けたような展開を迎えたけど、ラストいきなり時が飛んでうるかENDでフィニッシュ(確定ではないけどあの演出はそういう事だよね)。
これはどうなんだろう、原作漫画は終盤とは言え、まだ結論出てないのにアニメが先に完結って・・・しかも勝ちヒロイン決定までしちゃってる。
漫画とラストを分けるつもりかもしれないけど、アニメ組からしたらこれで終わられてもポカーンだし、卒業したから3期も無し。ちょっと雑な終わり方だよなぁ・・・
作画・音楽も良く、最終話までは楽しめていたのに、最後で台無しになった感は否めず。勿体ないアニメでした。
放課後さいころ倶楽部
引用:アニメ『放課後さいころ倶楽部』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:72点/100点
ボードゲームが繋ぐ青春が眩しいアニメ
設定としてはありがちな女子日常系だが、メイン軸にボードゲームという要素を入れた事で一味違う作品に。
ボードゲームへの愛を感じる作りで毎回色んなゲームが登場するのが興味深かった。
ただ淡々と進むのではなく、翠のクリエイターとしての挑戦や美姫の他者とのコミュニケーション改善も同時進行していくので物語としては退屈しなかった。
ただ、出てくるボードゲームが馴染み無さ過ぎて、ルールがイマイチ頭に入らず魅力があまり伝わらなかったんですよね・・・
じっくりルールを読み直せる漫画版ならその辺もフォロー出来てもっと面白いと思う。
作画は決して良いとは言えないけど万策尽きずに頑張ってた。OPは結構好きです。
2期は未定。円盤が大爆死したので無理そうな予感・・・
魔入りました!入間くん
引用:アニメ『魔入りました!入間くん』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:70点/100点
これぞ優しい世界!新時代のアニメの形かも?
嫌な登場人物が少なく、ストレスフリーで観られる作品。
一見するとぬるいストーリーだけど、人間界で見捨てられた入間くんが魔界に自分の居場所ができるというストーリーは意外にも奥深い。
入間くんが好かれるのも、入間くん自身のひたむきさや優しさ故なので納得できます。
M-1でぺこぱが「つっこまない漫才」を披露して話題になったけど、これからは人を傷つけない優しさが時代のニーズになっている気がするなぁ。
アニメ飽和状態の中でも実は少ないこういうタイプのアニメは貴重だと思う、NHKの夕方放送なのがピッタリ。
作画・演出も一定のクオリティを保っています。
冬から2クール目があるので、継続して楽しんでいきます。
旗揚!けものみち
引用:アニメ『旗揚!けものみち』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:70点/100点
プロレスラーが異世界で大暴れする痛快アニメ!後半はやや失速
最初に異世界に転移されて、姫様にジャーマンス―プレックスを喰らわしてパンツ全開にした時はとんでもないアニメがきた!と大興奮。
その後も王道ストーリーそっちのけでケモナーに走る姿は大爆笑・・・だったけど、徐々に小さくまとまってしまった印象。
花子やカーミラが仲間になって華が出た分、恋愛感情は無くとも結局ハーレムパーティになるんだと少々ガッカリ。シリアスも増えたし。
もっとケモナ―愛を発揮してモンスターと戦ってペット屋を繁盛させてほしかった。
とはいえ、終始プロレス愛は異常なほどに感じられて(笑)、クライマックスのドタバタなプロレス大会は面白かった。
作画も序盤は良かったけど、途中からはあんまりでしたね。
2期は未定。今回はほとんどオリジナルストーリーだったみたいだし、この感じなら続編は無さそうかなぁ。
超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
引用:アニメ『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:62点/100点
やりたい放題だったアニメ、ここまでくると好き
高校生たちが異世界転移してチートを発揮しまくるという中学生の黒歴史ノートの様な作品だった(笑)。高校生が総理大臣とか医者とか面白すぎるよ。
結構批判されていた作品だけど、自分はここまで突き抜けていたら、逆に好感を持てます。我が道を行くスタイルは嫌いじゃない(笑)。
特に絶対にタネ無いやろのマジシャン暁やミサイル片手に大暴れする人外サムライ葵の二人は、特にぶっ飛んでいてお気に入り。
いきなりミサイルが出てきたり、ツッコミだらけな展開はこの作品の持ち味でしたね。
ただ真面目に進む時のストーリーは退屈すぎて正直きつい(苦笑)。ぶっ飛んでなんぼの作品です。
作画も非常に良い状態をキープしていてお色気描写は秋アニメでも屈指のクオリティ。
2期は未定。円盤売上は爆死したようなので2期は無理っぽいか・・・
歌舞伎町シャーロック
引用:アニメ『歌舞伎町シャーロック』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:61点/100点
個性は強いけど…ちょっとギャグに寄せすぎた?
真面目なサスペンスかと思いきやシュールギャグ…と思っているとシリアスをぶち込んでくる作品。
基本的にはギャグなんだけど、それがまたクセの強い(笑)。
1クール目は切り裂きジャックの存在が鍵になっており、明るく進むストーリーの裏で暗い影が見え隠れするのが面白い。
そして切り裂きジャックの正体、モリアーティの過去が判明した時の衝撃は凄かった…
個人的にはもう少しシリアス多めにしたら、もっと面白かったかなと思う。シリアスも結構映える作品だと思うんだよなぁ。
作画はそこそこ。EDは名曲、いつもは作風との違和感があったけど11話後はこれ以上ないまでにマッチしてました。
冬の2クール目はまた新展開になりそうなので楽しみにしてます。
七つの大罪 神々の逆鱗
引用:アニメ『七つの大罪 神々の逆鱗』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:60点/100点
漫画は大人気だけどアニメは・・・
制作会社・放送局が変わった事で規制が厳しくなったりしましたが、一番変わったのは作画。もちろん駄目な方向に。
元々そこまで作画良いわけじゃないけど、この3期はあまりに酷い。
ストーリーが良いのでFGOぐらいの作画だったら、もっと人気出ると思うのに・・・
話の展開としては今までの伏線を回収して、メリオダスとエリザベスの辛すぎる呪いが判明したりと凄く盛り上がったんだけど、残念。
作画が良ければ凄く泣けるストーリーだし、バトルもメチャクチャ盛り上がると思うんだよなぁ・・・
冬から2クール目が始まるけど、この作画のままなら切ろうかなと考えてしまうぐらいですよ。
警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 トクナナ
引用:アニメ『トクナナ』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:60点/100点
素材は良いのに勿体なかったアニメ
ファンタジー要素のある現代が舞台で個性豊かなチームメンバーが揃う、作品としての素材は良かったんだけど、あまりそれが生かされていなかった。
エルフやドワーフがいても見た目が人間とあまり変わらない、能力としてもそこまで目立つものは無し。せっかくのファンタジー要素がほぼ無いっす・・・竜ぐらい?
キャラも七月・一之瀬・二条はしっかり描かれていたけど、ベルや朱音・遠藤は出番少なめ。後者も面白そうなキャラなのに勿体ない。特にベルは人気あったと思う。
6話のようなチーム全員で解決する話をもっと欲しかったですね。
作画は動かすとキツイレベル。それでいて1回落としてしまうという・・・
2期は未定。オリジナルアニメだし続きは作れそうな終わり方だったけど、あまり話題になっていないので2期は無い可能性大。
アサシンズプライド
引用:アニメ『アサシンズプライド』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:55点/100点
OPが神すぎた…本編は色々惜しい
田中秀和(作曲)のセンスある曲に合わせたオシャレなOP映像はまさに絶品。全く飛ばせないOPでした。
女子の可愛さが存分に表現されたキャラデザも秋アニメでは格段のクオリティ。
しかし、ストーリーはラノベ特有な分かりづらい世界観、聞きなれない用語が多く、イマイチ理解しづらい。詰め込み過ぎの駆け足な展開で盛り上がりにも欠けた。
そして、作画も良くない出来であり、特に戦闘作画ではそれが顕著に。バトルも映えそうな作品なのに・・・そして1回、万策も尽きる始末。
原作ラノベでしっかり読みこめば面白そうな作品かとは思います。
2期は未定。この感じでは厳しいと思う。
ノー・ガンズ・ライフ
引用:アニメ『ノー・ガンズ・ライフ』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:52点/100点
設定は渋いんだけど、とにかく地味すぎた・・・
銃頭の主人公にスチームパンクな世界観。これは絶対面白い!って感じだったんですが、地味な展開続きであまり盛り上がらず・・・
事件が頻繁に起こるおかげで物語は動くんだけど、そのせいでキャラ同士の交流が少なくて、キャラへの愛着が湧きづらかった。
何なら鉄朗とかウザさが悪目立ちしてたぐらい(苦笑)。
設定やハードボイルドな作風自体は嫌いじゃなかったんだけど、盛り上がりどころの少ないストーリーは物足りなさを感じましたね。
分割2クールで次は2020年春クールに放送。自分はもう観ないかなぁ。
俺を好きなのはお前だけかよ
引用:アニメ『俺を好きなのはお前だけかよ』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:42点/100点
実質、3話で終わっていた作品
3話までは最高に面白かったんですよね。
ありきたりなラブコメのストーリーを逆手に取った展開で、ゲスなヒロイン・親友に嵌められるも真ヒロインと協力して大逆転する。痛快な話でした。
しかし、4話でゲスなヒロインや親友と即和解。そこからは新たなヒロインが続々と登場してハーレム化。ヒロインが飽和状態でほったらかしのヒロイン続出の展開になっていく・・・
キャラ達とこちら側の心情の剥離が激しかったですね。
ラスト、ジョーロが「俺はすべてのラブコメを過去にする」と叫ぶけど、肝心のジョーロ自身がありふれたラブコメ主人公という強烈な皮肉でしたね。
決着はつかず続きはOVAという終わり方も酷い・・・
作画は頑張ってたけど一回落としてしまったのはマイナス。音楽はOPの斎藤朱夏さんの「パパパ」が癖になる良曲なので良かったです。
2期?はOVAにて。地上波で続編はあるんでしょうかね。
星合の空
引用:アニメ『星合の空』
ストーリー :
作画・演出 :
声優 :
主題歌・音楽:
総合評価:38点/100点
衝撃のラストを迎えたある意味伝説なアニメ
テニス部活動を中心とした青春、親に苦しめられる子供たち、二つの側面を同時進行で描く意欲は良いと思いました。そういう挑戦こそオリジナルアニメの良い所ですよね。
ただいざ観ているとやはり詰め込み過ぎな面は感じた。テニスの描写が上手く、等身大の少年たちのコミュニケーションが丁寧に描かれていた青春パートが良かっただけに闇要素がちょっと多すぎだったかと。
闇パートは出てくる親がことごとく毒親で展開が単調だったし、ヘイトを親たちに集めすぎており、「親が悪、子供は被害者」の構図ばかりで短絡的すぎ。せめて親に問題があるのは眞己と柊真ぐらいにして、他の部員は構図を変えた方が良かったんじゃないかな。
とはいえ、伝えたいテーマ性は分かる作品でそこまで悪いとは思っていなかった、あのラストを観るまでは。
父親の家に包丁を持って向かう主人公で終わり。バッドエンド、投げっぱなしなど話題になったラストです。
監督のツイート曰く「2クールの予定が1クールに短縮された」らしいけど、それでも2期をやる予定が現状で無い以上、最後は多少でもまとめた形で終わるべき。その上で2期に向けて動くなら分かるんですよ。
あの終わり方が元々の12話の予定だったのか、2期制作の為にあえてショッキングな展開を持ってきたのは分かりません。監督含め制作陣の無念な気持ちも分かります。
ただそれでも、ここまで観てくれた人の事を考えた作品作りをしてほしかったですね。その辺を含めての点数にしました。
オリジナルアニメの良い所、悪い所がはっきりと出た作品だったと思いますね。
作画も良かったし、音楽も良曲多し、声優も豪華だっただけに何とも残念な作品となってしまいました。
2期は未定。ダンスパクリ問題に衝撃のラストとあまり良くない話題で有名になってしまっただけに続編は難しいと思いますね。
<オマケ>2019秋アニメを勝手に表彰
・「ダークホース」アニメ
『慎重勇者』
・「神作画」アニメ
『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』
・「神ストーリー」アニメ
『Dr.STONE』
・「BEST主題歌」
ALI「Wild Side」/BEASTARS OP
<まとめ>2019秋アニメ総括!
長々と書いてきましたが、お付き合いありがとうございます。良かったら皆さんの感想も教えて下さいね。
ちなみに1話ごとの感想をTwitterでやってます!→hasuke(@hasuke_hobby)
2019秋は万策尽きるアニメが多かったり、良い意味でも悪い意味でも最終回が話題になるアニメが多いクールでした。果たして次のクールはどんなクールになるだろうか・・・
それでは2020冬アニメ版でもお会いしましょう!