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<MCU離脱?>スパイダーマン権利問題を解説!<ソニーorディズニーどっちが悪い?>

MCU離脱 スパイダーマン 権利問題 解説 ソニー ディズニー 悪い

どうも、マーベル大好きブロガーhasuke(@hasuke_hobby)です。

スパイダーマンの権利を巡ってソニーとディズニー(MARVEL)が対立するという問題が起きました。

※スパイダーマンのMCU離脱は撤回されました!(2019年9月26日)

MCU離脱は撤回されたのでめでたしめでたしなんですけど、一応こういう事があったという事で騒動を記録しときます。
ますは超シンプルにまとめていきますよ~

※MCUとは・・・ディズニー(マーベル)が展開するマーベル・シネマティック・ユニバースの略で「マーベル・コミック」を原作としたヒーローが同じ世界観で活動・共闘していくシリーズ。アベンジャーズが有名。

ディズニー(マーベル)が売りに出した「スパイダーマン」の権利をソニーが買う。

②2002年から5作品をソニーが制作。

③2015年、ディズニー(マーベル)ソニーが業務提携。

④その事によりディズニー(マーベル)が展開するMCU「スパイダーマン」が登場。

⑤2019年、利益配分を巡って両者が決裂。

「スパイダーマン」の権利はソニー単体へ?MCUからも離脱?

⑦両社の間で新合意。スパイダーマンのMCU離脱は撤回。

さらに決裂内容などの詳細は次いで説明していきます。

 

『スパイダーマン』シリーズを解説

問題以前に「スパイダーマンの作品がいっぱいあってよく分からない」という人は多いんじゃないでしょうか?

なのでスパイダーマンの映画シリーズを簡単に整理していきますね。

「知ってるよ」って人はここをクリックして飛ばしてください。

『初代スパイダーマン』シリーズ

監督:サム・ライミ

主演:トビー・マグワイア

初のスパイダーマンが映画化になったこのシリーズ。

2002年に公開となっています。

おそらく世間がイメージするスパイダーマンのストーリーはこの初代シリーズでしょう。
誕生から丁寧に描かれています。
ヴィラン(悪役)もスパイダーマンの宿敵「グリーンゴブリン」や有名な「ドクター・オクトパス」が登場し、まさに正統派「スパイダーマン」となっています。
4作目も予定されていましたが残念ながら軋轢から企画が破綻。リブート(再起動)する事に。

 

『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ

監督:マーク・ウェブ

主演:アンドリュー・ガーフィールド

スパイダーマンをリブート(再起動)したシリーズになります。
簡単に言えばストーリー構成・スタッフ・キャスト等を変えて、また最初から作り直したんですね。
このシリーズでややこしくなってしまった人も多いでしょう(笑)
新しい意気込みで作った作品ですが、興行収入・評価ともに芳しくありませんでした。
それもあってかソニーはマーベルと共同権利にすることにして、マーベルが展開していたMCUにスパイダーマンが参加する事に。
なのでこの『アメイジング・スパイダーマン』シリーズは3部構成の予定が結果的に2で打ち切りになりました。
不憫なシリーズではあります。

 

『MCU版スパイダーマン』シリーズ

監督:ジョン・ワッツ

主演:トム・ホランド

先述したMCUにスパイダーマンが加わる事になり、まずは単作ではなく『キャプテン・アメリカ:シビルウォー』に電撃参戦することに。

そして、2016年『スパイダーマン:ホームカミング』が公開。
このシリーズでは今までのスパイダーマン誕生エピソードなどをすべて吹っ飛ばし、ヒーローとして活動している状況からスタート。
他のヒーロー(アイアンマン)との交流を描き、アベンジャーズに加入する等、今までとは趣向の異なる作品になっています。
とはいっても単作では基本的にスパイダーマンの活躍が描かれます。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』感想記事はこちら!
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「スパイダーマン」シリーズまとめ

簡単に言うと以下の感じです。

・定番のスパイダーマンを描いた
『初代スパイダーマン』シリーズ

・最初から作り直して設定も少し変えた
『アメイジングスパイダーマン』シリーズ

・MCUに参入して他のヒーローとの共闘もある
『MCU版スパイダーマン』シリーズ

 

 

結局ディズニーとソニー、どっちが悪いの?

さて、何となくシリーズの違いについては理解してもらえたと思います。

そこで今回の問題です。

ディズニー(マーベル)とソニーの「スパイダーマン」を巡る争い。

上で簡単に説明しましたがもう少し詳細を追っていきます。

「初代スパイダーマン」シリーズ、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズはソニーだけの作品です。

「MCU版スパイダーマン」シリーズからは「ソニー」と「マーベル(ディズニー)」が業務締結しており、契約内容は以下の通り。

・制作費はほぼソニーが負担
・興収の5%がディズニー、残り95%はソニー
・グッズ収入はディズニー

そして今回ディズニーは契約内容の変更を要求。その新内容は以下の通り。

・興収の50%がディズニー、残り50%がソニー
・「スパイダーマン」だけでなく「ヴェノム」シリーズも同様の条件
・そのほかの条件は変わらず

ソニーがこれを拒否した。こうなっています。
ただし、これはソニーの声明からの情報です。
ディズニー側は沈黙を貫いている状態。

そして、2019年6月29日にソニーとディズニーで新合意が締結されました。

・ディズニーは製作資金の約25%を負担
・ディズニーは収益の約25%を受け取る
・グッズ収入は変わらずディズニー

ディズニー側が興行収入の面で譲歩した形でしょうか。

正直言って、前に提示した条件はさすがにディズニー側がやりすぎだったと個人的には思いましたね。

何はともあれ、お互い納得できる形で合意されたから良かったです!

また、これからもMCU版スパイダーマンが観れるぞー!

 

今後の展開はどうなる?

権利問題が落ち着いたので、これからは今まで通りMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が展開されていくでしょう。

ただこの騒動で囁かれていたスパイダーマンがソニーに戻ったケースでの予想されていた話があります。
アメコミ映画はMCUが有名ですが、実はソニーも同じような映画シリーズを展開しているんです。
正式名は「ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター」

その第1作目は日本でもヒットした2018年公開の『ヴェノム』です。

ヴェノムはマーベルの人気ヴィラン(悪役)であり、スパイダーマンのライバル的存在でもあります。
ちなみに初代スパイダーマンシリーズ3作目のヴィランでもあります。
このシリーズにスパイダーマンも参戦していき、ヴェノムとも共闘していくという話が出ていました。

契約問題は落ち着きましたが、この流れでひょっとしたらMCU路線継続のままソニー作品にも出演もあるかも!?

そうなったらどっちも好きなので最高すぎる!!

ソニーもディズニーも手を組んでファンの為に頼むよ(笑)

<まとめ>スパイダーマン権利問題

一旦は落ち着いたので、しばらくは権利問題はでないでしょう。

ただまた起こる可能性は無きにしも非ず・・・

どちらにしてもファンの為の作品作りを期待したいですね。

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