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邦画は危機的状況?とある監督の悲痛な叫びから感じたこと

邦画は危機的状況?とある監督の悲痛な叫びから感じたこと

どうも、hasukeです。

劇場版シティハンター面白いですね、2回も観に行きましたよ。

シティハンター昔観てた人で、劇場版まだ観てない人はぜひ観に行ってくださいね、とダイレクトマーケティングしときます(笑)

劇場版シティーハンター
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ところで、今回『九月の恋と出会うまで』という映画の監督が投稿したインスタが話題になっていました。

Instagramに投稿された映画監督の悲痛な叫び

 

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#九月の恋と出会うまで 思い返せば 初めてそのアパートを 訪れた時は 雪が積もってた。。 ここで9月が 描けるのか。。 季節という 不安は感じたけど 立地とデザインの 素晴らしさは イメージを越えていて 即決した。 この外観をベースに 美術の愛子さんが 室内のイメージプランを 練り初めた それは1年前の クランクインよりも さらにもっと前のお話 原作を読み、脚本を書き 準備、撮影、仕上げ、宣伝まで 約2年の歳月 100人以上の スタッフ、キャストが その都度 全力を振り絞って ようやくお客さんに 届き始めた この物語は 最終的に いったい何人の心を暖かく 出来るのだろう。 人数ではない。。 深さとか温度とか 恋をする人が 何人増えたか?とか 何だって良かったんだ 生姜焼きをフライパン2つで 作ってみたとか ケチって言ってみたとか。笑笑 分かち合う人間の営みの中で 放たれたピュアな物語の熱量が 少しでも多く伝わって どこかの誰かの心に ポジティブな心の温かさを 沸き起こすことが 出来さえすれば それは 何だって良いと 思っていたのだけど。。 ここまで 数字がついてこないと 正直 思わなかったから 悔しい。。という 悲しいというか。。 打ちのめされた。。 初週にトップテン入り 出来ない作品は 回数キャパコントロールされて あっという間に 消え去ってしまうという システムの中で。。 届ける前に 消えたくないよーー😭

Toru Yamamotoさん(@unchanged320)がシェアした投稿 –

要約すれば頑張って作った映画が興行収入ランキングに入らなくて悲しいって話です。

この『九月の恋と出会うまで』はTSUTAYAのオススメ文庫、恋愛部門第1位に輝いた原作を使い、高橋一生、川口春奈、川栄李奈などを起用して全国248スクリーン公開というかなり力の入った作品です。

ここで『九月の恋と出会うまで』が公開した週の興行収入ランキングをここで観てみましょう。

『九月の恋と出会うまで』公開週の興行収入ランキング

1位 ドラえもん のび太の月面探査記  ※日本アニメ

2位 翔んで埼玉  ※漫画実写化

3位 グリーンブック  ※ハリウッド

4位 僕の彼女は魔法使い

5位 アリータ バトル・エンジェル  ※日本アニメ実写化 ※ハリウッド

6位 フォルトゥナの瞳

7位 ボヘミアン・ラプソディ ※ハリウッド

8位 ホテルマスカレード・ホテル

9位 劇場版シティーハンター ※日本アニメ

10位 アクアマン ※アメコミ実写化 ※ハリウッド

邦画に限定するとランクインが6本中、アニメが2本、実写化が1本。さらに内1本は幸福の科学制作です。

漫画アニメ系統は国内外問わずさすがの強さですね!

漫画アニメ好きなのでひいき目はありますが、それを除いても文句ないでしょう。

一方、『九月の恋と出会うまで』のような典型的な邦画は厳しい状態ですね。それはこの週だけじゃなく、他の週を見てても一目瞭然です。

洋画は昔ほどは人気無いですが『ボヘミアン・ラプソディ』(観に行って凄く良い映画でした)のような名作が出てきたり、レベルは高いと思います。

映画離れ?邦画(アニメ以外)は結構ヤバい

映画館離れ 涙

現在、映画館の入場者数は減少傾向にありますね。

特に邦画は苦しいかなと思います。邦画に多く見られる恋愛物や人間ドラマは飽和状態と思いません?

それに縋ろうとして漫画アニメの実写化も増えています。一部成功作もありますが、失敗作が圧倒的に多くて不満ですけど(笑)

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ちなみに今回の『九月の恋と出会うまで』は小説原作のようです。邦画は昔から小説原作が多いです、映画化しやすいしね。

個人的には小説も実写化は難しいと思ってますが。小説独特の表現って映像で表せないものがありますよね。

ただ映画の原作も小説だけでは興行が不発なのか、最近は漫画アニメ原作が増えてきています。

自分は『九月の恋と出会うまで』はありがちな感じやなぁって敬遠してたんですよ。

正直ポスター、配役、あらすじを観た時点で何も惹かれませんでしたね。こういうの多すぎなんですよ。配役も今流行りの人出しとこう感が強くてなぁ・・・

ちなみに2018年大ヒットした『カメラを止めるな!』は久々に良い邦画だなぁと思いました。

予算の関係もあったとはいえ、オリジナル脚本でキャストも流行りの俳優やアイドルもおらず・・・そういう映画があれだけヒットしたという事を映画製作会社の人たちはよく研究した方がいいのでは?なんて思います。

今回の監督の投稿は、テレビ離れ・映画館離れが叫ばれる現状を如実に現したものだなぁとしみじみ感じました。