無職転生~異世界行ったら本気だす~のアニメ化が決定しました。
やったね! pic.twitter.com/dkUsmBGhaG
— 理不尽な孫の手 (@Magote_rihujin) 2019年3月15日
これは朗報です。
「小説家になろう」のランキングでも長らく1位をキープするほどの人気作。
ここにきて満を持してアニメ化されました。
これは楽しみですね。
ただね、ちょっと心配もありまして・・・
アニメ化についてのネット上のコメントと考察
ネットで『無職転生』アニメ化について、よく見られた肯定的なコメントを紹介します。
・なろうの最終兵器きたー
・覇権間違いなし!
・ほかのなろう作品とは違うぜ
いやいや持ち上げすぎじゃないか?って思うんですよ。
ネタで言ってる人や持ち上げて落とそうとしている悪意ある人もいるとは思います。
そして、はやくも否定的な意見もあります。
・長くてアニメ化向きではないなぁ
・今さらやっても遅いやろ
・なろうの最終兵器何回目だよ
これがまたもっともなんですよ。
特に一番同意する意見は「今さらやっても遅い」という意見。
『無職転生』は典型的な異世界転生モノなんですよ。
そうです。チート・ハーレムってやつですね。
ただ勿論面白い部分もたくさんあります(後述します)
現在、異世界モノに対してのハードルはかなり上がっています。
『オーバーロード』『Re:ゼロから始める異世界生活』のような一風変わった設定で大ヒットした作品がある一方、『異世界はスマートフォンとともに。』などチート・ハーレム等が酷すぎる作品が頻発したからです。
今期アニメの『盾の勇者の成り上がり』は主人公が罠に嵌められ忌み嫌われる、という復讐からの始まりだったの意外性があり話題になりました。
しかし『無職転生』は意外性はあまり無く、正統派な異世界転生モノです。
ただ連載は2012年から「小説家になろう」で始まっており、今流行りの異世界モノの元祖的な立ち位置なんですよ。
なのでもっと早くにアニメ化しとけばまだ珍しさもあったかもですが、先にアニメ化した作品たちが散々使い尽くした設定を見て、視聴者は「またこれか・・・」と思う可能性が高いと思います。
そもそも『無職転生』は面白いの?
hasuke的には面白いと思うし、好きです。
『無職転生』は小説家になろうサイトで読みました。ただ書籍版とコミックスは読んでません。
面白い作品ですが、絶賛というほどではなかったのが正直な気持ちです。
自分の好きな異世界モノの序列としては下記の感じなんです。
オバロ>REゼロ>このすば>幼女戦記>無職転生> 転スラ
無職転生も面白いんですけど、他作品ほどインパクトが無かったんだよなぁ。
とは言っても大長編を最後まで読ませる魅力があり面白かったので、その魅力についてネタバレしない程度に紹介します。
『無職転生』の魅力
魅力あふれるキャラ達
キャラの個性が上手く描かれています。
物語の都合で出てきたのではなく、ちゃんと背景があって生きているキャラと感じますね。
ヒロインたちも違った可愛らしさがありますし、主人公の家族も良いキャラしてて好きでした。
ちなみに自分のお気に入りキャラはロキシーです!
長く丁寧に描かれる世界
小説家になろうでは260話を超える長編であり、小説版も最新で20巻まで出ています。
大変長い作品ですが、それが逆に長所になっており、世界が進んでいく様、主人公の成長が丁寧に描かれています。
この『無職転生』はどうしようもない34歳無職の男が亡くなって異世界で赤ん坊として転生するという話。主人公は赤ん坊の頃から少年、青年と成長していきます。
こういった物語をじっくりと描く事が出来るのは、無料の小説投稿サイトだからこその利点ですね。それを上手く『無職転生』は生かしていました。
アニメ『無職転生』を観るにあたって注意点
さあ、そんな『無職転生』のアニメを見る前に皆さんに注意点を提議させてください。
典型的な異世界転生モノ(なろう系)だよ
俺TUEEEEEEだし、チートだし、ハーレムだよ。
主人公は魔術はチートクラス、剣術もかなり強くなります。
またスケベだし、イキることも多々あります。
ただ、主人公が最強という訳ではないし、努力の描写もちゃんとあるよ。
原作が大長編なので、長い目で見よう
魅力でもあるんですが、とにかく長いので1,2クールでは到底終わりません。
尻上がりに面白くなるので、長い目で見てください。
<まとめ>(朗報)『無職転生』がアニメ化!
hasukeとしては正直、もっと早くアニメ化してればなぁ~という気持ちです。せめてスマホの前に・・・
今回は色々と勢いで書いてしまい、早まった気がしていますがお許しを(笑)
流行りの異世界転生モノの元祖的な作品なので、よく見る設定だなぁと思ってもその辺を考慮して観てくださいねという事です。
どんな声優が声を当てるかも楽しみです。ドラマCDとは変わるかもですね。これからの続報が待ち望まれます。