どうも、hasuke(@hasuke_shinen)です。
皆さん、落ち込んだ時にどう気分転換していますか?
学校・仕事・人間関係等、心が疲れる事が多い現代です。
落ち込んだ時に考え過ぎてしまうと、気持ちもなかなか元に戻りませんよね。
自分もそういうタイプなんです。
そんな時は気分転換しましょう。
今回は気分転換の一つとして、落ち込んだ時に読みたい漫画を3つのパターンに分けて紹介していきます。
元気が出る漫画
落ち込んだ時は後ろ向きになりがちです。
そんな時は元気を出して、前向きになりたいですよね。
元気が出て前向きになれる漫画を紹介します。
『ドラえもん』全45巻
作者:藤子・F・不二雄
掲載誌:コロコロコミック
『悩んでる暇に一つでもやりなよ』
初めに国民的漫画『ドラえもん』をオススメしたいと思います。
悲惨な将来を迎えるのび太の未来を変えるため、未来からドラえもんがやってくる物語です。
『ドラえもん』の話の展開として、のび太が秘密道具を使うことで失敗して、そこから学習して立ち上がるという展開が多く見られます。
駄目ながらも前向きに頑張るのび太の姿を見ると、元気が出てきます。
上に抜粋したセリフもそうですが、キャラクターのさりげない一言が真理をついていて胸にくる事も結構あります。
後ろ向きになっている時には「これじゃ駄目だ」と気付かせてくれるんです。
あと単純に笑えます(笑)
子供向け雑誌で連載していたとは思えない辛辣な笑いで、気持ちも明るくなりますよ。
『BLUE GIANT』連載中
作者:石塚真一
掲載誌:ビッグコミック
『そもそも悩むこと自体おかしいだろ
お前に悩む資格あんの?悩んでる時間あんすか?ねえ』
ジャズプレイヤーを目指す高校生の主人公の物語です。
一介の高校生がジャズプレイヤーを目指すには、当然多難な道が待ち受けています。
主人公は何度も困難にぶつかりますが、前向きな性格でそれを乗り越えていくんです。
苦しい時にどこまで自分を信じられるのか?
壁を乗り越えようとする主人公の姿を見るときっと元気がもらえるはずです。
また、家族が主人公を理解してくれていて、本当に温かいんです。
こういう作品って周囲は理解が無く、主人公の夢を馬鹿にしがちですが、この作品では違います。
安易な展開にせず、しっかりとした絆を描かれているところも、この作品の魅力の一つですね。
落ち込んだ時は一人で考えるのではなく、周囲に頼ってみる、そんな気持ちにもなれた作品です。
ちなみに同じ作者の『岳』という山岳救助を描いた作品も、前向きになれるオススメな作品です。
『宇宙兄弟』連載中
作者:小山宙哉
掲載誌:モーニング
『俺の敵は だいたい俺です』
夢破れ仕事もクビになった31歳の主人公が宇宙飛行士を目指す物語。
主人公の六太は、兄弟二人の夢であった宇宙飛行士になった弟へのコンプレックスから、後ろ向きな性格になってしまいました。
それが夢である宇宙飛行士を目指す中でどんどん変わっていきます。
自分を見つめ直したことで見えてくるものとは・・・
逃げることを止めて、熱く何事にも向かっていく六太の姿からは元気がもらます。
六太以外のキャラクターも皆目標を持っており、挫折を繰り返しながら進んでいる姿には六太同様に元気をもらえることでしょう。
また、登場人物のセリフがどれも前向きで最高なんですよ。
ぜひ読んで確かめてみてください。
笑える漫画
心が疲れている時は考えることもしんどくなる時がありますよね。
そんな時はとにかく笑って現実逃避しちゃいましょう。
笑えるオススメの漫画を紹介していきます。
『行け!稲中卓球部』全13巻
作者:古谷実
掲載誌:週刊ヤングマガジン
『お前らやる気あんのか?』『ないデーーース!』
色々と吹っ切っているギャグ漫画です。
普通は「これはマズいよな・・・」ってところをノーブレーキで突進しています(笑)
何も考えずに笑いたい時はまさに最適な漫画です。
中学校、高校生の時の馬鹿だった頃を思い出すんじゃないでしょうか。
陽キャラというより、陰キャラならではのギャグシーンは破壊力満点。
疲れも吹き飛ばす笑いで気分転換しちゃいましょう。
『アゴなしゲンとオレ物語』全32巻
作者:平本アキラ
掲載誌:週刊ヤングマガジン
『オレ年賀状って今まで一通も貰ったことないんだよ・・・ふふ
オモシロいだろ?』
運送会社の経営者であるゲンと、その社員であるケンヂが繰り広げるギャグ漫画です。
主人公のゲンさんは本当のクズです。
一見クズだけど実はいい人・・・ってことはなく本当にクズです(笑)
そんなゲンさんがロクな目に合わない日常がかなり笑えます。
この作品のストーリーは大体「自業自得」に描かれおり、調子に乗った分だけ悲惨な目に合うので気持ちもスッキリするんです。
ただ、ゲンさんが一人で自作のラジオ番組をカセットテープに録音しているところを見られたシーンは、爆笑した後にちょっと可哀想になりましたけど(笑)
もう一つの特徴として画力が凄いです。
初期は雑ですが、どんどん上手くなります。
アニメ化もされた『監獄学園』も同じ作者の作品です。こちらもオススメですね。
どちらの作品もキツイ下ネタが多めなので、下ネタが苦手な人にはオススメできません。
『1日外出録ハンチョウ』連載中
『常々思うが逆なんだみんな
大人になるべき社会では・・・子供じみたわがままを言い・・・
遊ぶべき所で・・・変に大人ぶる』
『カイジ』に出てきた大槻班長のスピンオフ漫画。
『カイジ』のようなシリアス要素はほとんど無く、ギャグ漫画になっています。
『1日外出録ハンチョウ』は大爆笑という感じではなく、ジワジワ笑わせてきます。
普段は地下で労働している大槻班長たちが、たまの地上に出た時に限られた時間で思いっきり楽しむ姿が面白いんです。
大槻班長はいつも戦略を練っており、無策で楽しむのではなく、効率的かつ自分の美学に従って楽しむ本気度が可笑しくなります。
その楽しみ方は笑えると同時に、参考になる事も結構多いんです。
ただ油断しているとポーズやシュールなネタの直球で笑わせにくるので、吹き出しそうになります(笑)
カイジ本編を知っているとより楽しめますよ(班長が出てくるのは『カイジ賭博破壊録』の1巻〜5巻です)
もっと落ち込みたい時に読む漫画
これは上級者向けです。
落ち込んでいる時は無理に元気になろうとせず、とことん気分を沈めて、次の日から切り替える方法です
え?そんなの知らないって?自分だけかな・・・
落ち込み過ぎてドツボにハマる人は止めときましょう。
合わない人は無理しないでくださいね。
『空が灰色だから』全5巻
作者:阿部共実
掲載誌:週刊少年チャンピオン
『大嫌いな私のお前が大嫌いがお前は私が大嫌いだから』
思春期の男女の上手くいかない日常を描く、一話完結型の作品です。
明るく笑える話もあれば、美しい話や感動する話もあります。
しかし、キツイ話が本当にキツくて、心がえぐられます。
“心がざわつく”思春期コミックとはよく言ったものです。
ほとんどの話が誰にも起こりうるような日常の話を、軸にしているのでどこか他人事じゃないんですよね・・・
話によっては学生時代の心の傷を思い出す人もいるんじゃないでしょうか?
同じ作者の『ちーちゃんはちょっと足りない』も、同じように胸をえぐられるような作品でオススメです。
『ヒミズ』全4巻
作者:古谷実
掲載誌:週刊ヤングマガジン
『オレはもう普通じゃないぞ・・・特別な人間だ・・・』
平凡な生活を夢見る中学生の主人公が、とある事件を起こしてから闇に堕ちていく物語です。
暗く悲しい話です。
とても上記紹介した稲中卓球部と同じ作者とは思えません。
主人公の人生はどこまでも不幸で、両親をはじめ次々に主人公を追い込んでいきます。
主人公は報われるのか報われないのか、希望と絶望が交差していきいます。
そして、辿り着くラスト・・・
皆さんはこの作品の結末をどう思うでしょうか?
読んでみて確かめてください。
『おやすみプンプン』全13巻
作者:浅野いにお
掲載誌:ビッグコミックスピリッツ
『もし、知ったかぶりをするのが子供で、知らないふりをするのが大人だとしたら、まだまだ自分は子供なのかもしれない』
どこにでもいそうな少年「プンプン」の波乱に満ちた半生を描いた作品。
この漫画は一言で言うとドロドロでしょうか。
主人公は可愛いキャラ絵(鳥)で描かれていますが、漫画の内容は陰湿な人間の汚さやネガティブな自己嫌悪など暗い要素が溢れています。
読み進めていくごとに気持ちは、どんどん落ちていきます。
淡々と迫りくる現実に追い込まれる感覚は、この作品の特徴ですね。
終盤たたみかけてくる怒涛の展開には、心が痛くなること間違いないでしょう。
精神的なダメージがかなりくるので、読む前に自分の精神状態と相談してくださいね。
<まとめ>落ち込んだ時に読みたいオススメ漫画
いかがだったでしょうか?
自分も落ち込んだ時は考え過ぎてしまうタイプなので、気分転換はやっぱり必要ですよね。
気分転換の方法の一つとして、今回紹介した漫画が役に立てば幸いです。
落ち込んでもリフレッシュして切り替えていきましょう!