個人的評価 |
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』スタッフ
監督:ジョン・ワッツ
『スパイダーマン:ホームカミング』
『COP CAR』
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ
製作: ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』あらすじ
アベンジャーズのサノスとの戦いが終わり、ミッドタウン高校では「指パッチン」から帰還した者たちが、その時の姿のままで再び登校を再開していた。
ピーター・パーカーはヨーロッパへの二週間の研修旅行の中で想いを寄せるMJことミシェル・ジョーンズに告白することを決意する。
そんなピーターに、ニック・フューリーから何度も呼び出しが入る。
ピーターはこれを無視し、学生として旅行を楽しむがイタリアにて水のモンスターが市民やピーターたちに襲い掛かかる。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ネタバレ無しレビュー
観るたびに広がるMARVELワールド!極上のヒーロー映画がまたもや誕生!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開され、アベンジャーズの物語が一旦幕を閉じたのも束の間・・・MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が早くも動き出しました。
※MCU=マーベル・コミック原作のヒーローたちを同一の世界観で描くシリーズ
MCU23作目にしてスパイダーマン2作目がこの『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』です。
さっそく観にいってきました!
結論を言うと、期待に応える作品で面白かった!
ただ『アベンジャーズ/エンドゲーム』に比べてスケールダウンした感は否めなかったですが。
映画について語っていきますと、まず圧倒的な映像技術は手放しで絶賛です。縦横無尽に飛び回るスパイダーマンのアクションは今回も目が釘付けになりました。MARVEL映画はハリウッド映画の中でも映像技術が頭一つ抜きんでていますね。
そして、ストーリー。今作も前作『スパイダーマン:ホームカミング』と同じくティーンエイジャーならではの青春が描かれます。特に恋愛は前作以上に力が入っています。
青春以外にも『アベンジャーズ/エンドゲーム』で人類が受けた被害・亡くなったヒーローについても描写がありました。特に主人公ピーターと深い関係性があったヒーローの件はピーターの心に深く闇を落とすことに。ここは気になっていた人も多いんじゃないでしょうか。揺れ動くピーターの心がしっかりと描かれており良かったです。
そんな青春と正義のストーリーにアベンジャーズのまとめ役ニック・ヒューリー、謎のヒーローミステリオが絡むことで、より複雑で魅力的な物語が楽しめました。いや~毎度脚本にも脱帽です!
キャスティングは前作から出ているメンバーはもう文句ないハマリ役なのでいいとして、ミステリオを演じた名優ジェイク・ギレンホールが最高でしたね。あのクセのあるキャラを見事に演じきっておりジェイク以外想像できないレベルですよ。
そんな感じで断然オススメな作品なのですがMCUの映画を語る上で外せないのが、前の作品を観てないと分からない問題。当然今作にもあるんです。
まず「シリーズ全部観てるよ」って人はすぐに劇場に走ってください(笑)
観ていないという人に向けてパターン別に紹介します。
まず、「これだけは絶対観ろ!」な作品
・『スパイダーマン:ホームカミング』
前作に当たるこの作品を観ないと登場人物や関係性が全然分からないのでこれだけは観ておきましょう。
次に「出来るだけ観ておこう」な作品
・『アベンジャーズ/エンドゲーム』
この作品の後の時間列から今作が始まるので観ていないと分からない部分が結構出てくるでしょう。
ただここで新しい問題として『アベンジャーズ/エンドゲーム』だけ観てもそこに至るまでの物語が分からないという問題も出てきます(もう大変)。そこで『アベンジャーズ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を観れば流れは掴めるかと・・・多いなぁ(笑)
なお詳しい記事も作っているのでよかったらどうぞ。
最後に「余裕があれば観とこうぜ」な作品
・『キャプテン・マーベル』
実は意外に今作と繋がりがあった作品。特にラストはこれを観てないと「?」かも。ちなみに感想記事も書いています。
こんな感じでちょっと予備知識はいりますが、観て損は無しな映画なのでぜひ劇場で観ましょう!
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ネタバレ有りレビュー
※ネタバレ強めなので映画を観てから見るのをオススメします!
相変わらずバトルの迫力がヤバかった!
©2019 MARVEL
毎度MARVEL映画ではヤバいヤバいと言ってますが、今作も当たり前のようにヤバかった(笑)
敵の水・土・炎・風のエレメンタルズが質感凄いなぁ・・・と思ってたら二重の意味で凄いという事に(笑)
今回は結局ドローンとの戦いがメインだったね。最近ドローンが敵の作品の多いこと・・・時代だなぁ。
クライマックスの無数のドローンとのバトルはマジで凄かった。スパイダーマン自体が派手な必殺技があるわけじゃないので、細かい敵が大量にいる方が絵的に映えますね。
ミステリオが映像でバーチャル空間を作ってスパイダーマンを倒したシーンも好きでした。あの悪夢のような世界は怖かった・・・何が真実か分からなくてハッピーが出てくるまでホッとできなかったのは自分だけ?笑
キャラの個性が強い
©2019 MARVEL
2作目だから当たり前といえば当たり前なんですがキャラの個性がかなり光っていました。
ピーターとMJはいつからそんなに両想い?って感じに。前作じゃそんな描写無かったと思うんだけど・・・ここはちょっと雑だったかもしれない。
でもピーターの恋愛に奥手な様子やMJのちょっと変わった性格だけどいじらしい面は観てて応援したくなるカップルでした。最後の不器用なキスは笑えてほっこりするシーン(笑)
学校関係のメンツは今回大活躍。
ネッドは相棒ポジだけど今回はなぜかリア充枠に。でも最後フラれていったい何だったんだ状態(笑)
ベティはネッドの相手に。無理やり感あるカップルだけどベティの可愛いさは際だってたね。原作ではピーターとも付き合うらしいし、先も見据えての今回のプッシュだったのかも。
先生’sが今回いい味出してた!理屈っぽい無能キャラだけど生徒想いなハリントン、終始やる気なしのデル、この二人の絡みが結構笑いを取ってた。ニックの裏工作を全く疑わない先生たちは色々と酷すぎる(笑)
まさかのハッピーとメイおばさんが恋愛関係になってたのも衝撃。確かにこのシリーズのメイおばさんは色っぽいけどさ(笑)、ハッピーはペッパー(アイアンマンの妻)とフラグ立ててたように見えたのに意外にチャラかった?もう出てこないベンおじさんが泣いてるよ(笑)
みんなキャラが立ってきたので今後どういう風にストーリーに関わってくるかが楽しみです(最後にピーターがスパイダーマンとばれたしね)
ミステリオが最高!
©2019 MARVEL
今回のヴィラン(悪役)はミステリオ。
ジェイク・ギレンホールの時点で絶対ヒーローじゃなくてヴィランだろって思ってたから大正解!ちなみに予想した記事はこちら↓
いい兄貴分と思わせつつの小悪党なキャラが最高!人間臭いキャラで魅力的です。
実は超人的な能力は無くて一般人がドローンなどを使って演じていたのは流石に予想できず。ミステリオチームの涙ぐましい努力は泣けるぜ。でもあれでアベンジャーズになっても他のヴィランが出てきたらどうするつもりだったんだろうか。
あと金魚鉢をかぶっているような斬新な見た目が好きだったから、途中からその格好をしなくなったのは悲しかった(笑)アメコミキャラの造形って個人的に凄いツボるんですよ。一番好きなのはブラック・パンサー!
そして最後ミステリオが自らを犠牲にしてスパイダーマンを嵌めたのも驚きの展開でした。力では勝てなくてもスパイダーマン相手に一矢報いる執念を感じられましたね。一般人が超人を相手にするためになりふり構わないところは好感を持てます(やってることはアレだけど)
ただ前作ヴァルチャーもそうだったけど、一般人が兵器などを使ってヴィランになるパターンが続いてますね。確かに今回のミステリオ(チーム)もあれだけのドローンを使った規模なら強いのは間違いなく、キャプテンアメリカやホークアイが相手なら普通に勝てそうなんだけどスパイダーマンがチートレベルの強さ(身体能力が超人)なのでちょっと役者不足感はあるんだよなぁ。
スパイダーマンの相手はグリーンゴブリンのような強いイメージがあるので、もうちょっと超人的な相手がいいなぁと思いました。
多分ミステリオとかスパイダーマンが本気で殴ったら即死レベルだもんなぁ・・・
続編は?今後のシリーズ展望を探る
©2019 MARVEL
最後ミステリオの手によってパーカーがスパイダーマンだということが全世界に暴露されてしまいました。まさかこれで続編無しという事はないでしょう!
間にアベンジャーズ的なヒーロー集合作品を挟んでから「3(完結?)」を作るというのが一番あり得そうな予想です。
しかし『スパイダーマン』をめぐる契約はかなりややこしい事になっており、今作でマーベルから権利が離れソニーへという噂もあります。
ソニーは2018年に『ヴェノム』を制作、続編も決定しています(ヴェノムはスパイダーマンのヴィランとして有名)、そこにスパイダーマンを出すのでは?という噂も。はたまた『ヴェノム』がMCU版『スパイダーマン』とクロスオーバーするという噂もあったりします。
どうなるか全然分からん!笑。ただすんなりと「3」とはいかないような現状ではあるようだね。
そして、もう一つ。今回登場したニックとヒルはスクラル人の変身でした。そのスクラル人は『キャプテン・マーベル』で登場したタロスとその妻です。そして本物のニックは宇宙船(?)に。
これは『キャプテン・マーベル2』に繋がる描写で間違いないですね。ニックがまたキャプテン・マーベルと一緒に大暴れしそうで楽しみです(このコンビ好きでした)
<まとめ>『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』感想・レビュー
ちょこちょこ不満点はありましたが間違いなく面白い作品でした。
やっぱりMARVEL作品は面白い!
これからのMCUシリーズも期待していきます。